résonance

―ピアノと音楽と花のある暮らしをのんびり綴っています―東京 バスティンメソード・ピアノ教室

オクターブ奏法のレッスン♬

ショパンのOp.48-1を練習中の大人の生徒さん♪
ショパン全21曲あるノクターンの中でも一際難しい一曲に、現在チャレンジしています。


中間部のコラールから両手オクターブに発展していく箇所は、この曲でも大きな見せ場なのですが、中々難しく少し苦戦中の様子です。この日のレッスンではこのオクターブの箇所を中心にレッスンしました♪


現状の問題点としては、以下の2つ。
オクターブが連続する時に、隣の鍵盤を引っかけてしまう。
オクターブでクリアな響きを出せない。


指が鍵盤に着地する際にペタッと広がるように打鍵してしまっている事が原因でした。


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上の写真の様にペタッと着地すると、隣の鍵盤も一緒に触れてしまいオクターブがクリアに鳴りません。
またミスタッチも起こりやすくなります(*_*;


オクターブや和音を弾く時は、下の写真の様に鍵盤を掴む様に弾くことがコツです♬

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オクターブ(和音)をしっかり掴む事によって、実際に鳴る響きも一つに纏まりやすくなります。
ちょっとした弾き方の違いですが、生徒さんもご自身の響きの変化を実感された様子でした(^_^)


オクターブ奏法のについては、もう一つ親指の使い方にコツがありますので、また次の機会にこちらでもご紹介したいと思います。



Chopin: Nocturne Op.48 No.1 in C Minor (Ashkenazy ...